ベガルタ仙台がブラジルリーグ1部ヴィトーリアのFWベゼラ・ラファエルソン(20)を半年間の期限付き移籍で獲得することが27日までに明らかになった。早ければ今月末にもチームに合流する見込みだ。

 ラファエルソンは、身長185センチの大型センターフォワードで、15歳からヴィトーリアの下部組織で鍛錬し、ECバイーアを経て15年にトップチーム昇格を果たした。これまで8試合に出場し無得点と潜在能力は未知数だが、右足で膠着(こうちゃく)した状況を一瞬で打開できるパワーとスピードを兼ね備えており、日本で、その秘めた才能を開花させる。仙台は今季、FWクリスラン(25)がレンタル期間満了で退団、FW平山相太(32)の電撃引退もあり、前線の補強が急務となっていた。