ヴィッセル神戸の立花陽三社長(47)が5日、神戸市内でタイ代表DFティーラトン(27)の加入会見に出席した。「ヴィッセル神戸はアジアNO・1を目指している。タイでACLの試合ができたら、面白い。大きな目標が加わったので楽しみ」と声を弾ませた。

 ティーラトンはタイ代表として49試合5得点の実績を持つ。立花社長は「リストアップした選手の中で評価が最も高く、チームにフィットすると思った」と獲得の理由を説明。会見にはタイメディア3社が駆けつけてライブ配信も行われる注目の高さで「タイでのスターぶりを聞いて、びっくりしているのが現状」と目を細めた。

 さらに、楽天のタイ戦略を聞かれ「楽天はグローバルな事業をしている。タイでも(事業を)やる予定だし、ティーラトンが活躍すれば相乗効果が大きい」と期待した。