J1柏レイソルが8日、柏市内でスポンサーや関係者へ向けたキックオフパーティーを行った。

 下平隆宏監督(46)は、冒頭のあいさつで今季のACL出場権を獲得したことに触れ「柏から世界へ、まさに柏からアジアナンバーワンを目指して戦っていきたい。有望な選手たちに加わっていただき、去年以上の成績を残せると感じています」と力強く宣言した。

 会場には柏市の秋山浩保市長ら、約350人が足を運び、歓談タイムでは選手らに写真撮影やサインを求める人が列をつくって集まった。昨年、日本代表に初選出されたFW伊東純也(24)とGK中村航輔(22)をはじめ、今季新加入で10番をつけるMF江坂任(25)らの前には長蛇の列ができた。

 選手からの最後のあいさつはDF今井智基(27)が務め「いつも応援していただき、ありがとうございます。みなさんの叱咤(しった)激励が力になっています。優勝目指して頑張っていきます」と話して締めくくった。

 チームは13日にアウェーでACL1次リーグ初戦の全北現代(韓国)戦を迎える。