ガンバ大阪の攻撃型布陣が不発に終わった。4-3-2-1の新システムで臨んだが、なかなか好機をつくり出すことができなかった。1月下旬に始動して、2度目の実戦。この日は相手に主導権を握られることが多かった。

 1・5列目でフル出場したMF遠藤は「ボールを持たれる時間が長かったので、逆にしていけたら。(相手の)嫌なところで(パスを)受けながら敵から常に見える動きが必要かな、と思う。ポジションを崩しながらたまには(DFの)裏を抜けるような動きも必要」と分析。

 MF倉田も「守備がハッキリしなかった。みんなで話して、いい問題が見つかった。守備も今までやってきたことと違う感じ。そのためにレビー(クルピ監督)が来たと思うし、早くみんなで意思統一をはっきりさせていきたい」と前向きに捉えた。