北海道コンサドーレ札幌は得点を奪えず、3年連続の開幕戦黒星発進となった。前半はパスがつながらず、サンフレッチェ広島に支配され、28分に先制を許した。後半、敵陣でプレーする時間が増えて攻めるも、枠内へのシュートがなかなか放てず、決めきれなかった。

 今季就任し、札幌での初陣だったミハイロ・ペトロビッチ監督(60)にとっては、06~12年に率いた古巣との対決だったが、勝利で飾れなかった。「前半の立ち上がりは慎重になってしまったが、後半は押し込み、多くのチャンスを作れたと思う。ただクロスからの失点が最後まで重くのしかかってしまった」と話していた。