川崎フロンターレが、開幕戦で今季公式戦初勝利を挙げた。

 川崎Fが、前半からジュビロ磐田ゴールに襲いかかった。0-0の同24分、MFエドゥアルド・ネットの浮き球をMF中村が頭で合わせて先制点を奪った。

 同43分には、CKの2次攻撃から追加点。中村の右クロスをDF谷口が頭で決めた。同45分にも、中村のFKにDFエドゥアルドが頭で合わせて3点目。川崎Fが大量リードを奪って前半を折り返した。

 反撃に出たい磐田は後半、3バックから4バックにシステムを変更した。DF森下に代えて、MF松本を投入。同13分には新加入のMF田口をピッチに送った。同15分にその田口が左足ボーレーでゴールを狙ったが、GKが阻止。同28分にも田口のパスに抜け出したMF山田が右足で狙うも、ゴールの枠を外した。その後も何度かチャンスは作ったが、無得点のまま試合終了。磐田は、J2だった15年以来の開幕白星を逃した。