仙台大サッカー部が24日、JFLのヴァンラーレ八戸との練習試合(35分×2)で2-1と勝利した。

 後半に先制後、同点に追い付かれたが試合終了間際、ペナルティーエリア内で横パスを受けたMF薄葉迅人(1年=横浜ユース)が、右足で振り抜き決勝弾。前日23日に0-4と大敗した相手にリベンジを果たした。薄葉は「チャンスに決め切れて良かった。去年から試合に出させていただいたのに、結果を出せなかった。今年は点を決めることを大事にしようと思っている」と喜んだ。

 DF藤岡優也(2年=柏日体高)は「格は上だと思うけど、気持ちで負けたくなかった」と声を弾ませた。新チームは1月からJ3福島、JFLのラインメール青森とも練習試合を行い、それぞれ勝利。この日の白星で、格上クラブとのプレシーズンマッチ4戦を3勝1敗で勝ち越した。今後もJクラブと練習試合を行い、初公式戦となる3月4日の天皇杯宮城県予選準々決勝へ向け調整を続けていく。