Jリーグは27日、都内で理事会を行い、新たな理事候補者などを内定させた。

 村井満チェアマンの3期目がスタートする3月27日の社員総会および、その後の理事会で正式決定する。

 非常勤の理事に、元陸上選手で五輪に3度出場した為末大氏が新たに就くことなどが決まった。

 為末氏の起用に並ぶ目玉人事は、空席だった専務理事。非常勤理事を務めてきた、J2ファジアーノ岡山FCの木村正明代表取締役が就く。

 木村氏は東大-ゴールドマン・サックス証券をへて、06年に岡山の代表取締役に就き、クラブを着実に成長させ、サポーターの満足度の高い観戦環境を提供してきた実績がある。

 村井チェアマンは「クラブの経験豊富な方、見識ある方をずっと探していた」とラブコールが実り、手ごたえをにじませた。