清水エスパルスが大量4得点で今季初白星を飾った。

 「ハイブリッド芝」を導入した本拠地ノエスタでの初戦だったヴィッセル神戸は、初黒星を喫した。

 神戸は前半7分、ペナルティーエリア前で獲得したFKをFWポドルスキが直接ゴールを狙ったが、枠を捉えられない。清水も同12分、ペナルティーエリア前でFKを獲得するも、FW北川のシュートは相手の壁に阻まれた。

 先制したのは清水だった。同13分、FWクリスランがFW北川の右クロスを豪快にゴール右上に決めた。同26分にはFW北川が追加点を決め、リードを広げた。2点を追う神戸の反撃は同32分。MF三田の右クロスにペナルティーエリア内のFW田中が頭で合わせ、1-2で前半を折り返した。

 神戸は後半7分、左サイドを敵陣深くまで駆け上がったFWポドルスキのクロスにFWハーフナーが頭で合わせたが、清水GK六反が好セーブ。同24分にMFチョン・ウヨンがFKを直接決めて2-2の同点に追いついた。

 だが、ここから清水が連続得点。同27分に19歳のDF立田のプロ初ゴールで勝ち越すと、同37分にMF金子の4点目で突き放した。