ガンバ大阪が開幕2連敗を喫し、昨季から公式戦15試合勝ちなしとなった。20歳MF市丸瑞希と浦和から加入したMF矢島慎也(24)がボランチを組んだ。だが、中盤の連係がうまくいかずシュートは5本。最大の決定機は、ポストに当たって外れた17歳FW中村敬斗のシュートだった。

 今季から指揮を執るレビークルピ監督(65)は「中盤のバランスを取るのが一番の課題。ベースができていない。チームのバランスを取るのにもう少し時間がかかる。現状を受け止めて1歩ずつ成長していかないといけない」と分析する。MF倉田秋(29)は「シュート数は相手と倍以上違う。1人1人の距離が遠いと思う。攻撃的にやる必要がある」と話した。