ガンバ大阪が16日、下部組織用の寮が大阪・吹田市内に完成したと発表した。昨年4月に着工し、この日完成。本拠地パナソニックスタジアム吹田の近くで、最大60人が生活できる。主にユース生が使用し、入寮は22日を予定。

 名前は「青翔(せいしょう)寮」。G大阪のイメージカラーである「青」には、同じ読み方の「世(せい)」の字もイメージされており、世界に通じる選手になって欲しいという思いが込められている。それだけでなく、大きな羽で世界をかけてもらいたい、という思いから「翔」という字が用いられ「青翔寮」という名前になったという。

 下部組織の責任者である松波アカデミーダイレクターは「サッカー選手としてはもちろん、人間としても基礎を作るための場所となって欲しい。そして世界にチャレンジしてもらいたい、という思いを込めてこの名前に決めた」と説明した。