アウェーの浦和レッズが先手を取った。0-0の前半8分。FW武富の左クロスが相手のハンドを誘い、PKを獲得。これをFW興梠がゴール左隅へ冷静に決めて先制した。

 ホームのジュビロ磐田も、同45分に反撃。DF高橋の落としに反応したFW川又がトラップで相手DFをかわし、左足で同点弾。1-1で前半を折り返した。

 一進一退の攻防が続いた後半、磐田が勝ち越しに成功した。同36分、浦和DF陣がボールの処理を誤ったこぼれ球を川又が拾うと、ドリブルから左足を振り抜く。シュートはDFに当たってコースが変わり、ネットを揺らした。

 このまま逃げ切った磐田が、2試合ぶりの勝利で3戦負けなし。浦和は05年以来13年ぶりの5戦勝ち無しとなった。