ジュビロ磐田のMF山田大記(29)が、自身のJ1通算100試合出場を勝利で飾った。ホーム浦和レッズ戦に攻撃的MFで先発。0-0の前半38分には、ドリブル突破からの正確な左クロスでMF田口泰士(27)の好機を演出するなど、存在感を示した。

 チームも、FW川又堅碁(28)の今季初ゴールを含む2得点で逆転勝利。3戦負け無しとした。山田は「点を取れなくてナイーブになっていた堅碁に、この2週間はすごく気を使っていた。これで、やっと気を使わなくてもいいなと。練習でシュートを外しても、みんなで盛り立てて『大丈夫だ堅碁! 』、『試合では入るから』とずっと言っていたので(笑い)。とにかく、本当にうれしかったです」と笑顔。自身の記録達成以上に、エースの今季1号を喜んでいた。