浦和レッズがホームで清水エスパルスに快勝し、大槻毅暫定監督の就任からリーグ戦3連勝を飾った。

 エースFW興梠慎三が2得点の活躍でチームをけん引した。前半22分、MF柏木陽介のパスを左サイドのMF菊池大介がダイレクトで送ったクロスに反応。DFとの競り合いに勝ち、頭でゴール左へたたき込んで先制した。試合後は「いいボールがきたので触るだけだった」と謙虚だった。

 続く6分後の29分に、今季自身初となる1試合複数得点をマーク。今度はMF橋岡大樹の右クロスに、DFの背後から走り込んでふたたび頭で合わせた。

 後半は9分に清水のMF金子翔太に1点を返されたものの、その後は決定機を作らせず。ここまでリーグ戦7試合で2得点とだったエース興梠が本領を発揮し、勝ち点3を手にした。