セレッソ大阪は広州恒大(中国)にアウェーで1-3と敗れ、1次リーグで敗退した。前半6分に早々と先制されたが、直後の10分にMF福満隆貴(26)がFW山田寛人(18)の縦パスに抜け出し、同点ゴールを決める。しかし後半、広州恒大のFWアランに2発を決められて力尽きた。

 連戦の中、尹晶煥監督(45)はFW柿谷、杉本、MF山口、清武ら主力を遠征に同行させない決断を下し、控え組中心で臨んだが、力の差を示された完敗。「どのような形でも結果を持ち帰るために最善を尽くしたが、力不足だった」と指揮官。4年ぶりのACL出場だったが、目標の決勝トーナメント進出はならず。それでも「久しぶりにACLに出場し、たくさんの経験をした。この経験を糧に成長する姿を見せたい」と国内のタイトル獲得に生かすことを誓った。