Jリーグは10日、2日の横浜戦で相手チームの選手とスタッフに暴力行為を働いたジュビロ磐田DFギレルメ(30)に6試合の出場停止処分を下したことを発表した。

 ギレルメは、横浜戦の後半35分に2枚目の警告を受けて退場した。その際に行った一連の暴力行為について、Jリーグは規律委員会を開いて確認、検証。ギレルメにも事実関係を確認した結果、「横浜F・マリノス喜田拓也選手に対して、一方的に詰め寄り大腿部を蹴りつけ、その後、自チームの選手に誘導されピッチを出たところで、横浜F・マリノスのスタッフに対しても一方的に詰め寄り乱暴にひじ打ちを行った」とした。

 その上で、日本サッカー協会の競技及び競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、各行為が「選手に対する暴行、脅迫及び一般大衆に対する挑発行為」に相当すると判断。厳しい処分を下した。