川崎フロンターレのDF谷口彰悟(26)が、守備だけでなく攻撃面でもセットプレーでの得点を貪欲に狙う。

 チームは11日、神奈川・川崎市内で12日のアウェー柏レイソル戦に向け調整。今季、失点11のうち8失点がセットプレーから喫しており、前節のFC東京戦もセットプレーから2失点した。谷口は「シビアに受け止めている。すきがあるからやられている。自分たちがバトルするとか、突き詰めてやっていかないといけない」と猛省。さらに「セットプレーでやられている分、セットプレーの得点は大きいとあらためて感じた」と振り返り「もう1回、武器になれるようにしたい。攻撃でも貪欲に狙っていきたい」と話した。

 1カ月で8試合をこなす連戦から一息つき「連休は休むことだけを考えた。アクティブに動く気力はなかった」と苦笑。チームは2連敗と苦しい状況だが「今週のトレーニングでやったことを、みんなが自信を持ってできるかがポイント」と前を向いた。