J1横浜F・マリノスが11日、12日のリーグ戦、ガンバ大阪戦にむけて横浜市内で調整した。

 ともに勝ち点13で並ぶが、順位は得失点差で上回る横浜が15位で、G大阪がJ2チームとのJ1参入プレーオフにまわる16位に沈む。今後の巻き返しのためには互い負けられない一戦に、ポステコグルー監督は「相手は攻撃的なチーム。その中で自分たちのサッカーをしていくことが大事」と気を引き締めた。

 今季は新たに就任した指揮官のもと、GKから細かくつなぐパスサッカーにチャレンジしている。ここまで3勝4分け6敗となかなか結果の出ない現状について、指揮官は「選手たちはやるべきことをやろうと一生懸命やっている。失点シーンは、形が悪かったというよりは、個人的なミスや、切り替えのところ。結果が出るときは面白いものが見せられると思います」と話した。

 GK飯倉大樹は「勝ちにこだわりたい。不用意なミスからの失点は減らしたいし、いい方向に自分たちで変えて戦っていきたい」と意気込んだ。