ベガルタ仙台のDF平岡康裕(31)がチームに完全合流した。11日、仙台市紫山サッカー場で今日12日のホーム・サンフレッチェ広島戦へ向けミニゲームで調整。3バックの右で途中出場を果たし、軽快な動きで復調をアピールした。

 4月14日のホーム川崎フロンターレ戦でアキレス腱(けん)付近に痛みを訴え負傷離脱。その後、チームは4試合連続で複数失点を喫すなど、公式戦5戦勝ち星なしと苦しんだ。平岡は「センタリングやシュートで終われば、カウンターのリスクを減らせる。チャレンジするパスやドリブルで仕掛けてやりきることが大切」と話した。ベンチスタートが濃厚だが、途中出場でチームを8試合ぶりとなるクリーンシート(無失点)の勝利に導く覚悟だ。