川崎フロンターレが、FW小林悠(30)の2戦連発となる決勝弾でV・ファーレン長崎に競り勝ち、4連勝とした。首位のサンフレッェ広島が引き分けたため、勝ち点差を8に縮めた。

 前半から川崎のペースで試合が進んだが、長崎の守りを崩せず。後半にはカウンターからピンチを迎えた。だが後半22分、小林がMF中村憲剛(38)のスルーパスに抜けだし相手GKと1対1に。一度はGKに阻まれるが、はね返ったボールを今度は左足でゴール左上に突き刺した。愛息のアイデアから生まれた妖怪ウォッチ「ガッツ仮面」のポーズも決めた。小林は「苦しい試合だったけど勝つことができた。これを続けていくことが大事」と話した。