ガンバ大阪の宮本恒靖新監督(41)は、就任4戦目のFC東京戦で初勝利を挙げた試合後のフラッシュインタビューで「選手が持っている力を存分に発揮してくれたし、いい競争が出来ている」と選手を高く評価した。

 この日は、アジア大会に出場する韓国代表FWファン・ウィジョに代わり、3年目のFW一美和成(20)がJ1デビューを果たした。その一美について、宮本監督は「一美も腐らずに出番を待っていたし、いい仕事をしてくれた。U-23の選手も刺激を受けてくれたと思う」と評価した。

 試合については「(FC東京が)強力なFW陣ということも頭に入れながら攻撃から守備、守備から攻撃の安定感を考えながらスタートした」と振り返った。

 リーグ戦では5月2日のベガルタ仙台戦以来9戦ぶりの勝利を挙げた。次節は15日にホームで北海道コンサドーレ札幌を迎え撃つ。上位相手の連戦となるが、東京戦に続き、ホームで戦える地の利がある。「(初勝利を)弾みにしなくちゃいけない。次、ホームでやれるので勝ち点3を目指したい」と必勝を誓った。