浦和レッズはアウェーで横浜F・マリノスと対戦し、MF武藤雄樹(29)の決勝ゴールで2-1で勝利した。

1-1の後半34分、武藤はDFラインの裏を突いて抜け出すと、MF青木からのロングパスを胸でトラップし左足で流し込んだ。4月のヴィッセル神戸戦以来、得点から遠ざかっていただけに「久しぶりでしたし、前の決勝ゴールがいつだったか思い出せない。うれしいです」と笑顔を見せた。練習時から確認し合っていた形で鮮やかにゴールを奪い、試合を決めた。

横浜は15年シーズンの第1ステージ以来、6試合勝利がない苦手な相手だったが、悪いイメージも拭い去る1発だった。次節はMFイニエスタを擁する神戸をホームに迎える。武藤は「主役は浦和の選手なんだというところを見せたい」と言葉に力を込めた。