清水エスパルスユースGK梅田透吾(3年)が来季トップチームに昇格することが30日、分かった。今日31日にもクラブから正式発表される。

梅田は183センチの長身ながら、俊敏な反応が武器。ユースでは2年時から主力として活躍し、2017年にはU-17(17歳以下)ワールドカップに日本代表として出場。今夏の日本クラブユース選手権では大会MVPに輝き、チームの16年ぶり優勝に大きく貢献した。

GKのトップ昇格は、2014年加入のGK高木和徹(23=現J2千葉)以来となる。現在、梅田は左手首を手術してリハビリ中だが「しっかり治して早く戻りたいです」と来月中の復帰を目指している。今季のトップチームは日本代表に初招集されたFW北川航也(22)ら、ユース出身選手が主力として活躍。梅田もクラブの次世代を担う守護神として大きな期待がかかっている。