今夏の全日本クラブユース選手権王者の清水エスパルス・ユースが、クラブ史上初の2冠に王手をかけた。

前半18分、FW丸山優太朗(17)が切り替えしてDFをかわし、右足シュート。今大会3点目で先制した。

同43分には左クロスにFW佐野陸人(17)が合わせて追加点。試合を優勢に進めて、13年ぶり3度目の優勝まであと1勝とした。

先制点を挙げた2年生の丸山は「右足でも左足でも両方で打てるイメージがあった」。ジュニアユース時代は全国3冠を達成した世代。大舞台には強いはずだが「今の方が緊張する」と苦笑い。それでもチームを夏に続く頂点に導くために「この大会は自分が活躍したい」と意気込んだ。