川崎フロンターレのFW小林悠(31)とMF大島僚太(25)が、負傷により今季復帰が絶望的となった。同クラブは23日、小林が左眼窩(がんか)底骨折の手術を受けて練習復帰まで4~6週を要すると、大島は左ふくらはぎ肉離れを発症して全治4~5週程度と診断されたと発表した。2人は24日のFC東京戦、12月1日の最終節・ジュビロ磐田戦を欠場し、今季を終える。

小林は11月3日の柏レイソル戦で相手DFの肘を左目付近に受けて負傷退場。当初は最終節の出場に意欲を見せたが症状が改善せず、21日に川崎市内で手術を受けていた。

一方の大島は20日の練習中に負傷。鬼木監督は「けがに至るまでのトレーニングで今季最高ぐらいのプレーをしていた。多摩川クラシコ(東京戦)で見せてあげたかったし、本人も出たかったと思う」と話した。

小林も大島も来年1月のアジア杯の日本代表候補で、森保ジャパンの選考にも影響を与えそうだ。