Jリーグのトップ、村井満チェアマンが23日に急逝した清水の副社長兼ゼネラルマネジャー(GM)の久米一正(くめ・かずまさ)氏にお悔やみの言葉を述べた。

Jリーグが26日に「日本プロサッカーリーグ創設時に事務局長を務められ、Jリーグの発展に大いに尽力いただきました久米一正氏が11月23日に逝去されました。ここに故人の生前のご功績を偲ぶとともに、謹んでお悔やみ申し上げます」とし、以下のようなチェアマンのコメントを発表した。

「このたびの急な訃報に大変驚いております。

久米さんは、大学卒業後株式会社日立製作所に入社され、1991年にはJSL日本サッカーリーグ、Jリーグ創設時の1992年には初代事務局長にご就任されました。その後は柏レイソル、清水エスパルス、名古屋グランパスとご自身の経験をもとに手腕を発揮され、名古屋グランパス所属時の2015年4月から2017年5月までの間はクラブの実行委員でのご活躍およびJリーグの理事もお引き受けいただきました。理事会の場では常に、一クラブの利益を超えて、リーグ全体の発展のための高い視点、深い見識からの厳しくも暖かいご意見、ご提案を多数頂戴しました。

大変残念でなりませんが、長きに渡りJリーグを支えてくださったことを心から感謝申し上げます。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます」