清水商(現清水桜が丘)出身のベガルタ仙台DF平岡康裕(32)が2日、19年シーズンへの決意を口にした。母校の初蹴りに参加し、現役選手との試合でプレー。「ここに来て1年が始まるなという感じ。恒例行事です」と、充実した表情で新年のスタートを切った。

05年に清水エスパルスから始まったプロ生活は、今年で15年目を迎える。昨年はリーグ戦27試合に出場。天皇杯では決勝進出を果たしたが、浦和レッズに敗れて悲願の初タイトルを逃した。「今年は、全試合に出場してチームの目標達成に貢献できるようにしたい。悔しい思いをした天皇杯でも、次こそ一番上に立てるように頑張っていきたい」と、言葉に力を込めた。