ベガルタ仙台は8日、今季の新体制を発表した。昨季チームからMF奥埜博亮(29)がセレッソ大阪へ、期限付き移籍中だったMF野津田岳人(24=広島)、MF矢島慎也(24=G大阪)らが古巣へ復帰するなど主力が移籍したが、ヴィッセル神戸からMF松下佳貴(24)、元モザンビーク代表のDFシマオ・マテ(30)ら10選手が新加入。まずは選手27人、スタッフ15人の計42人でスタートを切る。

またコーチングスタッフも発表され、OBの木谷公亮コーチ(40)、村上和弘アシスタントコーチ(37)ら5人が新たに加わり、イ・チャンヨブ・フィジカルコーチ(45)が8年ぶりに再任する。明日9日から仙台市泉サッカー場で本格的な練習を始め、14日から沖縄・糸満市でキャンプイン。クラブ記録に並ぶ6年目の長期政権を迎えた渡辺晋監督(45)の手腕とともに、初タイトルに挑む。