J2アルビレックス新潟は、アウェーでのファジアーノ岡山FC戦を翌日に控えた6日、クラブハウス隣接のピッチで非公開練習し、敵地に乗り込んだ。

2日間連続の非公開練習で本番に備えた。「選手を集中させたかった」と、2日連続で非公開練習した効用を明かした片渕浩一郎監督(43)は、続けた。「情報を出さないことで(岡山側が)何をやってるんだと、いろいろ考えてくれる」。新潟は、ピッチで戦う前に情報戦に挑んでいた。

「(ホーム初勝利した前節の)町田戦の流れを切らさずにやりたい」と片渕監督は、今季初の連勝を奪いにいく。「球際、セカンドボールの争いだけでなく、クオリティーの勝負。相手はコンビネーションを使ってくる」と、難しいゲームになるのは承知だ。前節は先発して、チームにパワーをもたらしたFW矢野貴章(35)は「今、できることを続けてやっていくこと」と勝利も、継続させる決意だった。