J1清水エスパルスは14日、篠田善之監督代行(47)の監督就任を発表した。12日の川崎フロンターレ戦で大敗し、ヤン・ヨンソン監督(58)が退任した後、篠田氏が監督代行を務めていた。2008年7月~11年8月の福岡、16年7月~17年9月のFC東京に続き、Jリーグで監督を務めるのは3チーム目。チームを通じて以下のコメントを発表した。

「ヨンソン監督をコーチとして最後まで支えきれず、申し訳ない気持ちであり、また現在の成績についても責任を感じています。それは選手たちも同じ気持ちだと思います。一方で新たな1歩を踏み出していかなくてはいけません。改善すべき点はみんなが分かっているので、それに対し、どれだけ謙虚に、前向きに取り組むことができるかが重要だと思っています。エスパルスが1つでも多く勝てるように、チーム全員で目の前のゲームに全力を尽くしていきます。引き続き、ご支援よろしくお願いいたします」

◆篠田善之(しのだ・よしゆき)1971年(昭46)6月18日、山梨県生まれ。中京大卒業後、95年に当時JFLの福岡に練習生として参加。04年の現役引退まで福岡でプレー。05年から指導者に転身し、J2福岡とJ1東京の監督を歴任。監督としてJ1通算19勝10分け27敗。J2通算45勝28分け32敗。