サガン鳥栖が1-0で鹿島アントラーズを下し、3連勝とした。後半ロスタイム4分、FW豊田陽平(34)が左クロスを左足で決めた。

リーグ3連勝中でACL決勝トーナメント進出も決めている鹿島は、攻守の切り替えの速いパスワークで翻弄(ほんろう)。7日の金明輝監督(38)就任後、リーグ戦2連勝中の鳥栖は、これまで同様、ハイプレスと速攻をベースに挑んだ。特に古巣戦となる元日本代表FW金崎夢生(30)が相手へのひじうちでファウルをもらうなど闘志を見せた。だが、両チーム決定機なく無得点で前半を終えた。だが鳥栖は指揮官の「走り切って必ず勝とう」の鼓舞に気合。運動量で鹿島を上回り、最後に勝利を収めた。