サガン鳥栖から完全移籍でJ1清水エスパルスに加入したGK大久保択生(29)が7日、静岡市内で行われた全体練習に合流した。

ゲーム形式メニューでは俊敏な反応で好セーブを連発。練習の最後にはPKもセーブし、初日から存在感を示した。10日のホーム松本戦(アイスタ、午後6時)ではベンチ入りの可能性も浮上。全てのメニューをこなすと「雰囲気もよく、楽しかった」と充実した表情を見せた。

プロ12年目で移籍は今回が5度目。鳥栖を退団し、清水への移動中には試合の映像や選手名鑑に目を通し、選手の名前を覚えてきたという。「まだ、顔と名前が一致しない」と苦笑いするが、練習では的確なコーチングで守備を統率。若手とも積極的にコミュニケーションを取るなど、チームに溶け込んでいる。

篠田善之監督(48)も「いいパフォーマンスを見せてくれた」と絶賛した。約5年前から始めたというオールバックの髪形も健在で「(試合に)いけと言われればいける」と既に臨戦態勢だ。課題の守備立て直しへ、頼もしい戦力が加わった。【神谷亮磨】