ガンバ大阪は天皇杯3回戦で法大に0-2で敗れ、2年連続で大学生に敗れる屈辱となった。

ガンバは昨年も、2回戦で関学大を前に敗退しており、当時は指揮官ではなかったが、宮本恒靖監督は天皇杯の怖さを知っていた-はずだった。

MF遠藤保仁、井手口陽介らでベストに近い布陣を敷き、GKには東口順昭が入った。1点リードを許して前半を終え、後半24分にも追加点を加えられると、宮本監督も悔しさをあらわにするアクション。その後半にはFW宇佐美貴史、アデミウソンも投入したが、ゴールネットを揺らすことはできないまま、試合終了を迎えた。

試合後、選手が応援席へあいさつに行くと、観客席からは、怒りの表情をあらわにしたファンの姿もあった。選手を指さし、叱咤(しった)するような声を飛ばすファンもおり、選手らは客席に向かって、頭を下げていた。