ヴィッセル神戸FWルーカス・ポドルスキ(34)が16日、神戸市内での練習後に取材に応じた。5月26日の湘南ベルマーレ戦を最後に体調不良でドイツに帰国し、6月17日に真珠腫性中耳炎が判明し手術。母国で療養を続けていた。

「自分のキャリアの中でも初めての経験。(支えてくれた)ファン、チームのためにすべてをささげたい」。前日15日からチーム練習に部分合流。ドイツでも個人的にトレーニングを続けてきたが、実戦復帰には時間を要す見込み。トルステン・フィンク監督(52)はポドルスキと話し合ったことを明かし「やる気満々でポジティブ。思った以上に体の状態も良さそうだが、早くても代表ウイーク明けか。サッカーができるまでの時間を与えたい」と慎重な姿勢を示した。

復帰は9月中旬以降となりそうだが、ポドルスキは「時間的なことはあまり言いたくないが、監督の判断が一番大事。コンディションは落ちているが、体調が良くなればプレーできる」と前向きに話した。