北海道コンサドーレ札幌FW鈴木武蔵(25)が21日、札幌・宮の沢に練習見学に訪れた元日本代表FW武田修宏氏(52)からエールを受けた。

同氏は「いつか監督をやりたいという夢があるので」と、ミハイロ・ペトロビッチ監督(61)の指導方法を学ぶため、この日、プライベートで初来札した。

「ストライカーとして期待している」と、注目されており、鈴木がアドバイスされたのは、バラエティー番組での盛り上げ方…ではなく、日本代表としての心得。「責任感のあるプレーをしないとダメ。FWは結果が全てなので、結果だけ求めて頑張って」と、声を掛けられた。「1試合1試合責任感がある」と、しっかり受け止めていた。

前節清水戦では、クラブJ1最多8得点の完封勝利に、2試合連続ゴールで貢献した。24日の次節は、アウェーで0-2で敗れている首位東京をホームで迎え撃つ。自身J1通算150試合目、3戦連発がかかる。決めれば今季9得点でチーム最多のFWアンデルソン・ロペス(25)に並ぶ。「前回対戦からどれだけ成長できたか見せたい。どんどんシュートを打っていきたい。ここで勝たなきゃ」と、気合を入れていた。【保坂果那】