2大会ぶり3度目の優勝を狙う浦和レッズが、上海上港(中国)と敵地で引き分けた。前半にDF槙野とFW興梠のゴールで2点を先行しながら、後半はFWフッキのPK2発で追いつかれた。

試合後、槙野が中継局のインタビューに応じ「前半は素晴らしい結果だった。後半も3点目を取りにいく姿勢は見せたけど、結果的に2失点してしまった。ただ、アウェーゴール2点。次につながる結果だったと思います」と振り返った。

相手GKが両手からこぼした球を蹴り込んだ先制場面については「(FKを蹴ったMF)長沢選手に、あそこに蹴ってくれと言っていた。自分の得点感覚、嗅覚が鈍っていなかったことは良かったですけど、3点目を取らなければいけなかった」と勝ち切れなかったことを悔やんだ。

ホームでの第2戦は9月17日に行われる。「アウェーゴールをプラスに考えたい。受け身にならず、今日のような攻撃の姿勢を持つことが大事。自分たちらしいサッカーをして、ホームの素晴らしいサポーターの力を借りて突破したい」と準決勝進出へ気持ちを高めた。