リーグ2位のFC東京が同9位のヴィッセル神戸に圧勝した。

東京は前半6分、MF高萩洋次郎(33)が右足を振り抜くと、ゴールポストに当たり、そのままゴールに吸い込まれ先制。同10分にMFアルトゥール・シルバ(24)、同34分にMF橋本拳人(26)と立て続けに得点し、前半だけで3点の猛攻。リーグ2位の実力を見せつけた。

対する神戸は、太ももを打撲しているMFアンドレス・イニエスタ(35)とDFトーマス・フェルマーレン(33)の主力がベンチ外。1点を追う前半8分、FW古橋亨梧(24)がペナルティーエリア手前の左から得点を狙うも、わずかに枠外に。その後は攻撃の起点を作ることができず、前半を無得点で折り返した。

東京は後半13分、FWディエゴ・オリヴィラ(29)がゴール前で抜けだし、GKと1対1に。最大のチャンスだったが、GKにはじかれ追加点とはならなかった。

流れを変えたい神戸は後半15分、9月18日天皇杯・川崎F戦以来の出場となるルーカス・ポドルスキ(34)を投入。同24分、右からのCKにDFジョアン・オマリ(31)が頭で合わせ、1点を返した。同34分、ポドルスキがドリブルからペナルティーエリア手前で左足を振り切るも、GKにはじかれた。後半CKから東京ゴールを何度も脅かすが、追いつけなかった。

東京は連敗を阻止し、神戸は痛い2連敗を喫した。