ガンバ大阪は9日、大阪・吹田市内で今季全日程を終えて解団式を行った。日本代表選手らをのぞき、クラブ職員を含めてほぼ全員が顔をそろえた。今季は7位で終えたとはいえ、一時は17位に低迷。終盤戦まで残留争いをしいられた。MF遠藤保仁(39)は、優勝した横浜と比べて「すべての面で下回っていた。単純に得点も失点も」と振り返った。

クラブは14年にJ1を含む年間3冠を獲得し、15年度に天皇杯2連覇を飾ったが、今季まで4年連続無冠に終わっている。

遠藤個人としては、J1歴代最多出場記録に王手をかけた。楢崎正剛(名古屋)の持つ最多631にあと1試合に迫る630試合で今季を終えた。タイ記録や記録更新がかかる来季へ「ゆっくり休んで、1年を通して耐えられるコンディションを整えていきたい」と締めくくった。