昨季のJ1王者横浜F・マリノスが5日、横浜市内の曹洞宗大本山總持寺で今季の必勝祈願を行った。

黒沢良二社長のほか、ポステコグルー監督、小倉勉スポーティングダイレクター、ポステコグルー監督らが出席。8日にヴィッセル神戸とのゼロックススーパー杯を控えているため、選手はMF喜田拓也、扇原貴宏、FWマルコス・ジュニオールの3人の主将に加え、今季の選手会長を務めるFW遠藤渓太の4人のみが参加した。

横浜にとっては6季ぶりに臨むACLをはじめ、5冠に挑む1年となる。喜田は「サポーターの方々も喜んでくれるような結果を出せるように頑張っていきたい。みんなと誇れるようなチームをつくっていけたら」と意気込んだ。来日2度目の必勝祈願を経験したマルコス・ジュニオールは「ブラジルにはこのような文化はない」と興味深げな様子で手を合わせた。プロ生活で初めて務める主将については「喜田選手や扇原選手からはサッカーに対する姿勢で学ぶものがたくさんあります」と謙虚に話し「考え方は去年と変わらず、チームに貢献するプレーができるように頑張っていきたい」と力を込めた。