名古屋グランパスが今季初戦を勝利で飾った。鹿島アントラーズは1月のACLプレーオフに続き連敗と、厳しいスタートとなった。

前半18分、昨季まで名古屋でプレーした鹿島MF和泉のシュートはポストに阻まれた。一方の名古屋は同43分、昨季後半鹿島に期限付き移籍していたFW相馬が突破を阻まれて得たFKを、FWマテウスが直接決めて先制した。

準備してきたプレスがうまくはまらず後手に回った鹿島に対して、名古屋は新加入のMF阿部や復帰したマテウスが攻撃を活性化させた。

鹿島は東京五輪世代FW上田やルーキーMF荒木、松村を投入したが、最後までゴールを奪うことはできなかった。後半36分から出場した松村は同45分、ゴール前でのチャンスで、名古屋GKランゲラックがボールをキャッチしたところにスライディングして交錯。デビュー戦で一発退場となった。