浦和レッズのMF汰木康也(24)が待望の開幕スタメンに向け、ゴール奪取への意識を高めた。21日のJリーグ開幕となるアウェー湘南ベルマーレ戦に備え、18日には、さいたま市の練習場で調整した。

16日のルヴァン杯ホーム仙台戦では左MFとしてスタメン出場し、ドリブルなどの攻撃力を発揮。J2山形から加入した昨季のリーグ先発は2試合にとどまったが、今季はJ1開幕初スタメンのチャンスが高まる。

仙台戦では「得点をすごく取りたくて早めにバテてしまった」との反省点はあるものの「90分間出るというよりも結果を出した方がいい」とペース配分せずに得意のドリブルで攻め抜く構え。「今のポジションは自分を出せる。個人的にチャンスがあればゴールを取りたい」と意気込んだ。

浦和移籍2年目。厳しい環境で身を置き、着実にレベルアップしてきた汰木は「リーグ戦タイトルの経験はない。今年継続しているサッカーを貫けばチャンスがあると思う」と決意を示していた。