セレッソ大阪のFW豊川雄太(25)が18日、大阪・舞洲練習場で約1時間の居残り練習を行った。

ベルギー1部オイペンから日本に復帰後、初の公式戦となった16日のルヴァン杯松本山雅FC戦は、4-1と勝利。豊川は後半21分から出場し、1アシストを決めた。

「この前の試合、シュートまで持っていくシーンで課題が見つかったので、今日やっておこうと。ボールタッチとかの感覚的なところ。やっとかないと気が済まないタイプなので」。

点に絡む活躍を見せたが、自らがゴールを奪えなかった悔しさの方が勝ったという。

「途中から出たので結果を出さないといけない。結果が一番ですから。点を取れなかったのは悔しい」と語った。

それでも、3季ぶりの日本の舞台をかみしめた。「日本でやるのも久しぶりでしたし、すごい楽しかったです」。22日にはリーグ開幕戦の大分トリニータ戦(ヤンマー)が控えている。

「チームとして勢いは出たと思いますし、いい流れでリーグ戦に入っていけるのかなと思います。ただ、(チーム内の)競争が激しいので、負けないようにやっていきたいなと思います」と積み重ねてきた練習で、今季の活躍を誓った。【南谷竜則】