セレッソ大阪の本拠地の1つ「桜スタジアム」(大阪市立長居球技場=旧キンチョウスタジアム)を改修するための募金受付が、来年3月まで延長されたことが13日、分かった。10日付で国税庁に認められた。17年3月から第1期受付が始まり、1年ごとの延長で今回が異例の第4期目となる。

66億円を目標にした改修募金が2月時点で約25億円と苦戦しており、この1年でラストスパートをかける。活動を行う「桜スタジアム建設募金団体」の佐伯真道理事(48)は「あと1年全力で募金を集めたい」と意気込む。さまざまな施設が入る未来型のスタジアムにもなる予定で、既に改修工事に入っており、来年3月の完成後は大阪市に寄付しC大阪の関連会社が指定管理する。