J1浦和レッズのFW武藤雄樹(31)が、欧州サッカー界での新型コロナウイルス感染拡大を受け、あらためて気を引き締めた。

16日、さいたま市で行われた非公開練習後、ビデオ通信アプリを通じて報道陣に対応。欧州主要リーグでは選手や監督に感染が確認されており、武藤は「正直、最初は高齢者がかかりやすいと思っていたのですが、やはり体を鍛えている選手でもかかるのかと。みんな予防を本当にやらないといけないと感じさせられる」と口にした。

現在、練習前にはクラブハウスで選手全員が検温している。ウイルス対策のため、報道陣の取材もビデオ通信アプリを活用。武藤は「そういったところで気を使っているので。みんな、健康に気をつけていかないといけない」と対策を徹底していく姿勢を示した。昨年10月に右肩を脱臼し、11月に手術。先月から練習合流してきたこともあり「ボク自身ことを言えばキャンプができなかったので、時間がある方がコンディションを上げることができる。キャンプでできなかった練習試合が重ねられるのはプラスです」と前向きにとらえていた。