鹿島アントラーズが2日、地域の食品業者と消費者を結ぶ「鹿行(ろっこう)の『食』を届けるプロジェクト」を開始した。

「鹿行」とは鹿嶋市、行方(なめがた)市と周辺地域の総称で、鹿島のホームタウンにあたる。クラブ公式サイトに特設ページ(https://www.antlers.co.jp/lp/rokkoproject)を開き、食材や加工食品の通販を行う地域の企業、店舗を紹介している。新型コロナウイルスの影響で客足の遠のく店舗や不況にあえぐ地元企業をサポートし、地域活性を目指す。

掲載料は無料。ホームタウンや近隣地域の企業、店舗は、特設ページ内の応募フォームから掲載を申し込むことができる。

チーム関係者は「プロスポーツクラブとして『地域貢献』は存在意義のひとつ。ビジネスで苦しんでいる企業と消費者をマッチングできないかと考えた。どんどん拡散されて、企業支援になれば」と話した。