ガンバ大阪は14日、大阪・吹田市内で株主総会とクラブ取締役会を開き、新たな代表取締役社長に小野忠史取締役副社長(58)の昇格を発表した。4年間務めた山内隆司社長(63)は退任する。

山内氏の談話 新型コロナウイルス感染症の蔓延(まんえん)により、試合が行われない異常な状態が続き、その最中に退任することになりましたが、後任の小野をリーダーに必ずや「常勝ガンバ大阪」を復活させてまいりますので、引き続きの熱き応援よろしくお願い申し上げます。

小野氏の談話 ガンバ大阪の理念にある「サッカーを通じて、社会に夢と感動を創造する」を全力で精進して参ります。“人とのつながり”を大切に、クラブを支えていただく全てのステイクホルダー(ファン・サポーター、自治体、パートナーの方々など)への「感謝の思い」を胸に、5年間遠ざかっているタイトル奪還を目指します。

また現役時代は、G大阪DFとして活躍したOBの和田昌裕強化アカデミー担当参与(55)が、取締役に就任することも決まった。G大阪の前身松下電器時代に入団し、93年に同クラブのJリーグ初得点を記録。ヴィッセル神戸でもプレーし、今年2月に古巣へ復帰していた。