J2東京ヴェルディのFW大久保嘉人(38)が16日、練習後にオンラインで取材に応じ、新様式での試合に慣れる重要性を口にした。東京Vは27日にゼルビア町田との試合で再開する。「ウイズ・コロナ」で、試合中も水の回し飲みが禁止され、個人用ボトルになり「ドリンクをどこに置くか、遠くまで取りに行かないといけないとか、そこは試合をしながら慣れていかないといけない」と話した。普段のトレーニングで、練習場までマスクを着用するなどの新様式は慣れてきたという。交代枠も5人へと変わり「最初から飛ばしていけるというところはある。あとは総力戦。みんなが、だれが出ても同じサッカーできることが大事になる」と見据えた。

町田は今季からポポビッチ監督が就任し、浦和レッズとのトレーニングマッチで勝利するなど昨年とはスタイルが異なる。大久保は「これから分析なので、分からないですが、どのチームも再開で気合も入っている」と警戒しながらも、過密日程での今季に「スタートダッシュが大事になる。最初に勝って勢いに乗るということが大事になってくる」と話した。