J1第3節が8日に開催される。各カードのoptaファクトは以下の通り。

※ファクト内の数字はJ1での成績

ベガルタ仙台 – 浦和レッズ

・仙台対浦和の通算24試合では、仙台が3勝9分12敗と大きく負け越している。仙台にとって浦和は、現在J1に在籍しているチームの中で最も勝率の低い相手(12.5%)。

・仙台は浦和戦で現在10試合連続未勝利(3分7敗)。今カードで勝利を挙げたのは、2014年10月の対戦が最後(4-2)。

・仙台は7月に行われた試合の勝率がリーグワースト(14.3%:7勝16分26敗)。同月に行われたホーム戦通算24試合ではわずか1勝(11分12敗)。

・浦和は今季、2015年以来となる開幕2試合無敗(1勝1分)。当時は開幕から19試合連続無敗を記録し、シーズンを3位で終えた。

・浦和は水曜日開催試合で現在5戦連続無敗(4勝1分)。しかし、昨季は水曜日も含めた平日開催の10試合で、1度も勝利を挙げられなかった(2分8敗)。

・小畑裕馬は前節湘南戦でJ1デビュー。21世紀生まれのゴールキーパーが出場したのはJ1初のことだった。

・興梠慎三は浦和が仙台戦で挙げた直近6得点のうち、4点を決めている。興梠にとって仙台は、最も多く得点を挙げている相手(18得点)。

・武藤雄樹は浦和が仙台戦で挙げた直近4得点のうち、3点をアシストしている。武藤にとって仙台は、浦和へ加入した2015年以降で最も多く得点に直接関与している相手(8点:3得点、5アシスト)。


セレッソ大阪 – 清水エスパルス

・C大阪対清水の通算40試合では、C大阪が18勝7分15敗と勝ち越している。C大阪にとって清水は、最も勝利数の多い相手。

・C大阪は清水戦直近7試合で4敗している(2勝1分)。それ以前の今カード24試合で喫した敗戦数と等しい(14勝6分4敗)。

・C大阪はホームでの清水戦で現在15試合連続無敗(12勝3分)。本拠地での今カードで敗れたのは1998年8月の対戦が最後(1-3)。同地で現在進行中の連続無敗としては、クラブベストを記録している相手。

・C大阪はホーム戦で現在、3連勝中であり、直近15試合で複数失点を喫したのはわずか1試合のみ(1試合平均0.5失点:9勝3分3敗)。今節でも勝利を挙げると、本拠地では2019年5月~7月以来の4連勝となる。

・清水は直近9試合でわずか1勝(1分7敗)。この間、1度も複数得点を挙げておらず、7試合で複数失点を喫している(1試合平均0.9得点、1.8失点)。

・清水はアウェイでの大阪のクラブとの直近29試合でわずか2勝(8分19敗)。この間、全試合で失点を喫している(1試合平均2.2失点)。

・今カードで生まれた直近5得点の内、4点はコーナーキックからのもの(C大阪:2点、清水:2点)。それ以前の7得点では、同状況からはわずか1点のみだった。

・丸橋祐介は第2節G大阪戦で1得点1アシストを記録。1試合で複数得点に直接関与するのは2018年7月28日の仙台戦(2得点)以来のことだった。


柏レイソル – 横浜FC

・柏対横浜FCの通算2試合では、柏が1勝1分と未だ負けていない。J2での前回対戦では、横浜FCが1-0で勝利を挙げた。

・柏は昇格クラブとの直近10試合で5勝5敗。しかし、前回J1に昇格した2011年シーズンは、同格クラブとの4試合で全勝していた。

・柏は今季開幕から2試合で1勝1敗。これまで開幕から3試合の間に2勝を挙げたのは、昇格から即優勝を達成した2011年シーズンが最後。

・柏は神奈川のクラブとの対戦で現在、4試合連続複数失点を喫して4連敗中(2018年シーズン)。同対戦ではそれ以前に5試合連続無敗だった(3勝2分)。

・横浜FCは開幕からの2試合でいずれも得点を挙げている(1分1敗)。今節でも得点を挙げると、同一シーズン内では2007年5月~6月以来の3試合連続得点となる(当時5試合連続)。

・横浜FCはJ1でのアウェイ戦通算18試合でわずか1勝(3分14敗)。敵地での勝率はリーグ史上ワースト(5.6%)。

・横浜FCはJ1史上、同カテゴリーで戦った32クラブの中で唯一、1試合3得点以上を記録したことがない。複数得点を挙げたのも、これまでの36試合でわずか3試合のみ。

・佐藤謙介は第2節札幌戦で110本のパス本数を記録し、101本を成功させた。パス成功数は同節でリーグ最多だった。


鹿島アントラーズ – 北海道コンサドーレ札幌

・鹿島対札幌の通算16試合では、鹿島が12勝3分1敗と大きく勝ち越している。鹿島にとって札幌は、現在J1に在籍し、3試合以上対戦したチームの中で最も勝率の高い相手(75%)。

・鹿島はホームでの札幌戦通算8試合で無敗(6勝2分)。本拠地での今カード直近5試合では1失点しか喫していない。同地で5試合以上対戦して無敗を維持している相手は、札幌を含めて3チームのみ(京都:11試合、福岡:9試合)。

・鹿島は今季、2015年以来となる開幕2連敗。今節でも敗れると、クラブ史上ワーストの11位に終わった2012年以来の開幕3連敗となる。

・鹿島は平日開催試合で現在13戦連続無敗(8勝5分)。また、同状況では現在21試合連続得点中(1試合平均1.7得点)。

・鹿島は7月に行われた試合の勝率がリーグベスト(52.9%:55勝20分29敗)。同月に行われるホーム戦では現在4連勝中。この4試合ではいずれも複数得点を挙げている(1試合平均3.3得点)。

・札幌は今季、開幕から2試合連続で2得点を記録(1勝1敗)。3試合連続複数得点を挙げたのは、2019年4月~5月が最後。

・ペトロヴィッチは監督として、アウェイでの鹿島戦で現在7試合連続無敗(4勝3分)。カシマスタジアムで敗れたのは、広島を率いていた2011年8月の対戦が最後(0-2)。

・鈴木武蔵は今季、開幕から2試合で計15本のシュートを記録(1試合平均7.5本)。昨季のJ1では1試合平均3.1本のシュートに留まっていた。


横浜F・マリノス – 湘南ベルマーレ

・横浜FM対湘南の通算28試合では、横浜FMが20勝2分6敗と大きく勝ち越している(横浜M時代も含む)。横浜FMにとって湘南は、浦和に次いで2番目に得失点差の大きい相手(浦和:得失点差+34 - 95得点/61失点、湘南:得失点差+32 - 64得点/32失点)。

・横浜FMは湘南戦で現在5試合連続無敗(4勝1分)。今カードで敗れたのは、2016年4月の対戦が最後(0-1)。

・横浜FMはホーム戦直近6試合でわずか1敗(5勝)。しかし、この1敗は本拠地での直近の試合で喫したものであり、今節でも敗れると同地では2019年8月以来の連敗となる。

・横浜FMは今季、開幕から2試合連続未勝利(1分1敗)。前年度覇者で開幕2試合未勝利から連覇を達成したのは2004年シーズンの同クラブのみ。

・湘南は神奈川のクラブとの対戦で現在10試合連続未勝利(3分7敗)。また、同対戦直近24試合でもわずか3勝しか挙げていない(6分15敗)。

・横浜FMは平日開催試合で現在5戦連続無敗(4勝1分)。同状況ではそれ以前の8試合で7敗していた(1勝)。対する湘南は平日開催の直近9試合でわずか1勝(2分6敗)。

・湘南は前年度覇者との対戦で現在20試合連続未勝利(4分16敗)。同対戦で勝利を挙げたのは、1995年11月のヴェルディ川崎戦が最後(2-1)。

・仲川輝人は横浜FMが湘南戦で挙げた直近5得点のうち、3点に直接関与している(2得点、1アシスト)。仲川にとって湘南は、2番目に多く得点に直接関与している相手(3点)。

サンフレッチェ広島 – 大分トリニータ

・広島対大分の通算14試合では、広島が7勝4分3敗と勝ち越している。広島にとって大分は、1試合平均得点が最も少ない相手(1試合平均0.9得点、1試合平均得点が1を下回っているのは大分戦のみ)。

・広島は大分戦で現在8試合連続無敗(6勝2分)。この間、6試合で無失点に抑えている(計2失点)。今カードで敗れたのは、2006年8月の対戦が最後(0-1)。

・広島はホームでの大分戦で現在、4試合連続無失点で無敗(3勝1分)。しかし、本拠地での今カードの前回対戦ではスコアレスドローに終わった(2019年8月)。

・広島はホーム戦で現在、2010年8月~2011年6月以来の11試合連続無敗(6勝5分、当時15試合連続)。本拠地で敗れたのは、2019年5月の鳥栖戦が最後(0-1)。

・大分はアウェイ戦直近12試合でわずか1勝(6分5敗)。また、この間複数得点を挙げたのはわずか2試合のみ(1試合平均0.8得点)。

・広島は水曜日開催の直近10試合でわずか1敗(5勝4分)。対する大分は同曜日開催試合で現在の6連敗を含み、12試合連続未勝利(1分11敗)。

・城福浩は監督として大分戦で現在、6試合連続無失点で無敗(4勝2分)。また、同クラブとの通算8試合でもわずか1敗(5勝2分)。この1敗はFC東京を率いていた2008年10月の対戦で喫したもの(0-1)。

・田中達也は前節鳥栖戦で途中出場から2本のシュートを放ち2得点。これ以前までの自身のJ1通算得点(通算出場時間1,666分、1ゴール/24シュート)を34分の出場で上回った。


サガン鳥栖 – ヴィッセル神戸

・鳥栖対神戸の通算14試合では、鳥栖が5勝6分3敗と勝ち越している。鳥栖にとって神戸は、浦和と並んで最も引き分けた試合数の多い相手。

・鳥栖は昨季の神戸戦で、今カードではクラブ史上初めてシーズンダブルを喫した。同カードではそれ以前に初対戦からの12試合で1敗しかしていなかった(5勝6分)。

・鳥栖はホームでの神戸戦通算7試合でわずか1敗(3勝3分)。しかし、この1敗は本拠地での今カード前回対戦で、同地ではクラブ史上ワーストタイの失点数で喫したもの(1-6:2019年8月)。

・鳥栖は昨季も含めて現在5試合連続無得点。昨季は開幕から3試合連続で無得点に終わっていた(3敗)。

・鳥栖は水曜日開催試合で現在、7試合連続未勝利であり(3分4敗)、同直近16試合でもわずか1勝(6分9敗)。対する神戸も、同曜日の直近24試合でわずか2勝(11分11敗)。

・神戸は今季、開幕から2戦勝利なし(1分1敗)。開幕3戦未勝利を記録したのは、10位でシーズンを終えた2018年が最後(当時第4節で勝利)。

・神戸は2018年シーズン以降、九州のクラブとの対戦で8試合連続無敗(3勝5分)。アウェイでの同対戦直近8試合でもわずか1敗しかしていない(3勝4分)。

・古橋亨梧は鳥栖との前回対戦で2得点1アシストを記録(2019年8月)。これまで、1試合で3点に直接関与したのはこの試合のみ。


FC東京 – 川崎フロンターレ

・FC東京対川崎の通算30試合では、FC東京が10勝7分13敗と負け越している。FC東京にとって川崎は、現在J1に在籍しているチームの中で、鹿島に次いで2番目に1試合平均失点が多い相手(鹿島:1.84失点、川崎:1.77失点)。

・FC東京は川崎戦で現在、3試合連続無得点で勝利なし(1分2敗)。また、今カードの直近9試合でもわずか2勝しか挙げていない(2分5敗)。

・FC東京はホームでの川崎戦で現在2連敗中。FC東京にとって川崎は、本拠地での敗戦数が2番目に多い相手(8敗)。

・FC東京は今季、2017年以来の開幕2連勝。開幕3連勝を記録したのは、10位でシーズンを終えた2012年が最後。

・川崎は今季、開幕から2戦負けなし(1勝1分)。同チームは2016年以降、現在4シーズン連続で開幕3戦無敗を記録している。

・川崎はアウェイ戦で現在、5試合連続で複数得点を挙げて無敗(4勝1分、1試合平均2.6得点)。敵地ではそれ以前の4試合で3敗していた(1分)。

・長谷川健太は監督として、川崎戦直近10試合でわずか2勝(3分5敗)。また、ホームでは同クラブを相手に現在5試合連続未勝利(2分3敗)。

・下田北斗はFC東京との前回対戦で2アシストを記録。同選手が1試合で複数得点に直接関与したのは、この試合と2016年6月のG大阪戦のみ(2得点:当時湘南所属)。


名古屋グランパス – ガンバ大阪

・名古屋対G大阪の通算56試合では、名古屋が24勝6分26敗とわずかに負け越している。名古屋にとってG大阪戦は、両チーム合わせての総得点数が最も多い対戦カード(207点:名古屋98得点、G大阪109得点)。また、これはJ1の全対戦カードの中でも歴代最多。

・名古屋はG大阪戦で現在4試合連続無敗(3勝1分)。この間、全試合で複数得点を挙げているが、今カードでは現在8試合連続複数失点中。

・名古屋は豊田スタジアムでのG大阪戦直近5試合でわずか1勝(1分3敗)。この間、全試合で複数失点を喫している(1試合平均2.8失点)。

・名古屋はホーム戦直近12試合でわずか2勝(3分7敗)。しかし、昨季豊田スタジアムでの10試合では2敗しかしていない(6勝2分)。

・名古屋は2018年シーズン以降、大阪のクラブとの8試合でわずか1敗(5勝2分)。しかし、同対戦では現在、3試合連続で複数失点を喫している(計7失点)。

・名古屋は平日開催試合で現在4戦連続未勝利(1分3敗)。対するG大阪は、同状況で現在7試合連続無敗(3勝4分)。

・G大阪は今季開幕戦を含め、アウェイ戦直近4試合で3勝を挙げている(1敗)。敵地ではそれ以前の12試合で1勝しかしていなかった(5分6敗)。

・宇佐美貴史は前節C大阪戦で両チーム最多となる10本のクロスを記録して5本を成功させた。2015年以降では、1試合で自身最多タイのクロス成功数だった。


(データ提供:opta)