Jリーグは27日、「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」の有観客試合におけるガイドラインの適用時期について、少なくとも8月31日まで現行の方式を継続することを発表した。試合会場の観客数制限も上限5000人(または収容人数の50%以下の少ない方)で引き続き行う。

同リーグはこの日、日本野球機構(NPB)との「第12回 新型コロナウイルス対策連絡会議」を開催。政府が大規模イベント開催制限の緩和を9月以降に先送りしたことなども受け、終了後のオンライン会見で村井満チェアマン(60)が8月10日までとしていた現行方式の延長を示唆していた。

同リーグによると、9月以降の対応については、決定次第発表するといい、8月31日までは引き続き全会場一律でビジター席の設置はなく、アルコール飲料の提供も行わない。なお、地域ごとの感染状況の違いなどから、クラブごとに売店の有無や販売内容などが異なる場合もあるとした。