名古屋グランパスは28日、スタッフ1人が新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことを発表した。

27日に実施したPCR検査の結果、トップチーム選手とスタッフおよびトップチーム関係者スタッフはすべて陰性判定も、選手寮運営業務委託先所属の調理業務スタッフ1人に陽性反応が出た。保健所の調査の結果、クラブ内および選手寮のスタッフに濃厚接触者はいないという。

また、名古屋は同日から当面の間、業務を在宅勤務で行うと発表した。25日に選手ら3人に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出て、26日に予定されていたアウェーでのサンフレッチェ広島戦が急きょ中止となった。これに伴い、代表電話も休止となる。

その上で名古屋は28日から練習を再開した。スタッフ1人に陽性反応が出たことから、選手寮に住む選手、スタッフは念のために練習には参加せず、各部屋での待機とした。またクラブハウス内の施設利用も禁止とする。